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親が亡くなった時にやったことまとめ 〜その① 当日 病院から安置施設まで〜

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やりかた
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父が亡くなるというボクの人生の中でも大きな出来事がありました。
それはもう、突然に、予期せぬ形でその日は訪れました。

テレビやネット、書籍でも終活って言葉を見聞きする機会が多くはありましたが、まだまだ自分には関係ないし、親もそのうちとは思いつつもまだ先のことだよなぁっと思っていた矢先の出来事でした。

いきなりのことで何が何だかわからず、どうなっちゃうんだろうっていう状態でしたが、結局何とかなりました。もしもの時の備忘録として、また、その時が来た方のために当時おこなったこと、思ったことなどを残しておきたいと思います。少しでもお役に立てたらうれしいです。

※実際に我が家で行ったことを順番に記載していますが、葬儀屋さんやそれぞれの家(宗教・宗派)の事情で違う場合や内容自体が異なる場合があります。
※記載されている価格(税別)は2023年1月当時のものです。

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病院にて

我が家の場合、自宅で危篤→病院で亡くなりました。

突然容体が悪くなり、救急搬送され、懸命な措置も虚しく父を看取りました。自分の心も体も現実を受け入れられないというかわけがわからず、取り乱しているわけではないけど、それでも少し混乱しているような状態の中、それでもやらなきゃいけないことは迫ってきます。

死因の確認など

亡くなったことを確認後、担当医から死因の確認が必要で、検査内容(MRIなど)を行う旨の説明があり、同意書にサインを求められます。

気持ちの整理がついていない中でとてもしっかり確認なんかできないという状況と思いますが、できるだけ確認しておきましょう。

検査が終わると検査の結果の説明があります。気持ち的に聞くことも辛いですが、他の人に聞かれた時に説明してあげる必要がありますので、しっかり聞いておいた方が良いです。

親戚への連絡①

ちょっと前後しちゃいましたが、死因確認のための検査には時間がかかりますので、可能であればその間に親戚に亡くなった旨の連絡をしておくと良いです。

なんですぐに連絡しないんだ⁉︎みたいなことを後で言われることもあったりなかったりなので、近くに住んでいる親戚や関わりの深い親戚から連絡します。 手分けして連絡できるなら良いのですが、難しい場合もあるとおもうので、無理せずに。

ここで連絡できてもできなくても、火葬や葬儀のスケジュールなど後々連絡する機会はあるため、本当に連絡できるだけ連絡するという感じで良いと思います。

安置場所を決める

遺体の処置をする間、しばらく時間がかかりました。その間に通夜、火葬、お葬式までの間、遺体をどこで安置するかを決める必要があり、病院の方から聞かれました。

我が家の場合は、母が以前一緒に働いていた方に現在葬儀屋さんに勤めている方がいらっしゃったので、そこに依頼することにし、病院の方から葬儀屋へ連絡していただきました。

処置が終わる時に合わせて送迎の車が来てくれる形で安置施設へ向かうことになります。

死亡診断書を受け取る

担当の看護師さんから死亡診断書を渡されます。受け取ったら紛失することのないように厳重に管理しましょう。 最悪紛失しても再発行は可能ですが、ただでさえ大変な状況の時に面倒な手続きと時間がかかる状況が追加されるのは避けたいですね。

安置施設にて(当日)

葬儀までの大まかな段取りの説明

葬儀屋さんの担当の方から次項以降のような一般的な葬儀までの流れを資料に沿って説明があります。必ずこの場で把握しなくてもよい…というかできないので、都度担当者の方に確認する感じで問題なかったです。 ただ、これは必ず確認した方がいいなというようなことはできればその場で、最悪忘れずに確認できるようにメモをしておくなどしておいた方が良いです。

また、故人の名前や死亡時間の確認のため死亡診断書を確認したいとの案内があると思いますので、お渡しして確認していただきます。

この際、今後手続きで必要となることが多いので…ということで、死亡診断書を何枚かコピーしてもってきてくれますので、コピーで済む手続きの場合はそちらを使用しましょう。 必要ない手続きに間違えて原本使わないよう十分に注意してくださいとのアドバイスをいただきましたので、原本とコピーは分けて保存しておいた方だ良いです。

菩提寺への連絡・枕経の依頼

信教によりますが、我が家の場合は仏教なので、先祖代々お世話になっている菩提寺へ連絡することになりました。

ただ、我が家で初めての葬儀となるため、勝手が分からない状況でしたので、葬儀屋さんに菩提寺を伝え、連絡をしていただきました。同時に枕経の依頼もしていただき、日時も決まりました。

親戚への連絡②

ここで病院では連絡できていなかった親戚含め、親戚へ連絡していき、来られる方へは枕経の日時を伝えておきます。

寝ずの番(線香の番)は、いる?いらない?

安置から出棺までの間は線香を絶やさないように家族や親戚で交代しながら遺体に付き添う必要があるのかなと思っていましたが、防火管理の関係上、20時以降は線香やろうそくの火を消して、代わりに電気のろうそくをつけ、一晩は長持ちする線香だけつけるように案内がありました。

線香はつけるので、念のため誰か1人は安置部屋に付き添うようにしましたが、普通に眠って問題ありませんでした。

火葬までのスケジュールにもよりますが、何日か日数がかかる場合、寝泊まりは交代できるならした方が良いです。私と母で4泊しましたが、寝ずの番ではないものの、流石にキツかったです。

安置施設に持っていったらいいもの

安置施設は旅館やホテルみたいに常備されているものが充実していますので、何も持ってなくても問題ない位なのですが、お金がかかるものもあったりするので、自分が経験した中で持っていって良かったものをご紹介します。

  • ノートPCやタブレット
    もし、持っているのであれば、葬儀関連の取りまとめや挨拶の原稿、お預かりした香典の管理などに便利かなと思います。 スマホでもいいんですが、画面が大きいものの方がその場にいる親族と画面を見ながら作業できるのでより便利だと思います。
  • ノートPCやタブレット
    もし、持っているのであれば、葬儀関連の取りまとめや挨拶の原稿、お預かりした香典の管理などに便利かなと思います。 スマホでもいいんですが、画面が大きいものの方がその場にいる親族と画面を見ながら作業できるのでより便利だと思います。
  • ゲーム機
    たとえ大好きな親族が亡くなったとしても、子供にとって何もすることがなく、退屈な時間ほど苦痛なものはないはずなので、ゲーム機ほど役立つものはないです。安置施設にはTVがあるはずなので、そちらにつないでも良さそうでした。(自分はやりませんでしたけど…)ただ、いつもと同じように節度を持って遊ばせるのはどんな時でも変わりませんよね。
  • 持ち運べるくらいの寝具
    基本安置施設に残るのは母と自分だけ残り寝泊まりし、妻や子供たちは自宅に帰らせていました。 安置施設によってはベッドルームがあるところもあるようで、その場合はもう借りちゃった方が良い場合もありますが、自分がお世話になったところは安置部屋とリビングルームだけでした。 寝具は借りられるのですが、その分お金がかかります。また、使用したとして片付けや交換は任せておけば良いのはわかっていても、スタッフの方とのやりとりも増えてしまい余計な気を使ってしまうのがはっきり言って面倒だったので、自分は自宅から毛布を持ってきて座布団を敷布団・枕代わりするか、ソファベッドがあったので、そこに寝たりしてました。片付けのしやすさで考えると、シュラフとかでも良いかもしれません。
  • 洗顔フォーム、歯磨きセット、髭剃り等
    こちらも寝具と同様に常備されているのですが、あえて自宅から普段使っているものを持ってきました。入浴も一旦自宅に帰って済ませる形で問題なかったです。

子供がいる場合 学校は行かせる?休ませる?

火葬の日までの間、学校でも特に大きなイベントは無く、休ませる必要はなかったので、普通に通学させていました。ただ、学校内のイベントと重なってしまった場合、その内容によっては行かせるか行かせないか判断が難しいところがあるので、特に以下のイベント時は学校や子供と相談の上決めた方が良いのではないかと思っています。

  • 入学式や卒業式
  • 運動会や学校祭
  • 部活動の大会
  • 修学旅行
  • テスト期間

当日やれることは少ない。

タイミングにもよると思うのですが、おそらく亡くなった当日はできることは少ないですし、心身ともに負担はとてつもなく大きいです。かといって休める心境ではないのですが、これからが本番なので、休める時に休むというのは意識した方が良いと今では思います。

次回は2日目以降の手続きなど動かなければならないことや葬儀の内容など決めなければならないことについて触れていきたいと思います。

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